桃源郷のようなゴルフ場の景観を次代へつなぐために～世代交代のサクラを植え替える～

 春の訪れが近付くと、各地のサクラの開花予想が報じられるかたわら、ことしも早咲きの「河津桜」を話題にした映像をテレビなどでご覧の方も多いことでしょう。

２月末現在、ここ横浜のサクラの開花予想（気象庁）が３月１９日で、満開が３月２８日とされています。

磯子カンツリークラブは、やや高台に位置し、丘陵地でもある関係から、予想よりも１、２日遅れる傾向があります。

ゴルフ場にとって、コースの美観を作り出す重要な構成要素に周辺の植栽があります。

磯子のコース内には、ソメイヨシノをはじめオオシマザクラ、ヤエザクラなど、何種類もの見事な花を咲かせるサクラが数多くあります。

そして、３月下旬から４月にかけて場所と時期を変えて、桃源郷のような目を奪う景観を生み出します。

 サクラ好きの会員のなかには、この時期のゴルフ予約を、１年前から入れられる方もいらっしゃいます。

ことしの３月および４月初旬の予約は、すでにいっぱいになっているため、これからのお申し込みは、残念ながらお受けいたしかねます。

 当クラブには、昭和３５年（１９６０年）の開場当時に植えられたソメイヨシノのうち、寿命が近付いている古木があります。

とくにクラブ入り口からクラブハウスへ通じる車道の左側にある８本のサクラについて、景観を保つためと保安上の観点から、

ことしの花が咲き終えたあとに伐採することになりました。

それに先立ち、伐採する予定のサクラ近くには、すでに若木の植樹を終えており、さらに、３番ホールと５番ホールにも、若いサクラ木を

新に７本植えて次代に備えています。

 これから行われる伐採作業に伴い、西側駐車場の一部のご使用を制限させていただくことがあるかもしれません。

 その節は、ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解、ご諒承たまわりますようお願い申し上げます。